黒柿を賃挽き

本日はお客様の持込み材で賃挽き致しました。

黒柿です。

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 黒柿(くろがき)カキノキ科の広葉樹。まれに柿の木(マメガキ)の幹の心材部にタンニンが溜まり、黒い模様の入った材木があり、「黒柿(くろがき)」と呼ばれる。出現するのは1万本に1本ともいう[1]。外見は普通の柿の木と同じで、伐採しないと見つからないため、非常に希少価値が高く、その美しさから「銘木中の銘木」と称される。茶道具や床柱などに使われる。中の模様に沿って緑色の筋が入った物は一級品とされる。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 【銘木】 参照
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銘木と言われている木でとても高価なものです。
テーブルの脚にするそうで、天板も黒柿で作るとのこと…。金額は大台に乗るそうです^^;

実際切ってみると黒柿はとても面白く、切り方次第で模様が変わりますし、切ってみないとどの様に模様が出るのかわからないので宝箱みたいな存在です。お客様もドキドキですが、製材する方も神経使います…。

人と人も一期一会ですが、人と木も一期一会だなと感じる事があります。柿の木としての第一の木生を全うし、老木となり(黒柿になるのは100年以上たってからのものと言われています)、伐採され初めて黒柿だと見つけてもらい、高級品として製材され家具などになり第二の木生を過ごす。長く使われたいものですね。

貴重な体験、ありがとうございました。