貸店舗内に天然木を使用して施術室のパーテーションを設置
今回のケース
「店舗内に天然木の木枠を作り、パーテーションとしてカーテンで各施術室が間仕切れるような落ち着いた空間にしたい。」 とのお客様のご要望にお応え致しました。
貸店舗内の施工でテナントから引っ越す場合は原状回復という事で、既存の柱壁天井など極力壊さないで施工してほしいとのご依頼でした。
幾度か工事前に現場調査を行い、寸法等計測しながら現場では最小限の日数で組み立てる段取りにしました。(実際の現場作業日数は2日)
工事前に材料など加工し下準備を万全にしてから搬入後は組立、調整加工という感じで行いました。
以下施工詳細です。
加工風景 材料加工後1 材料加工後2 お客様ご指定の色合いに塗装 塗装後
材料を一通り揃えた後、大工が現場施工前に加工していきます。
それぞれのパーツ(柱・カーテンレール受け・火打・頬杖・頭繋ぎ等)を作成後に
お客様からのご指定の塗料にて数回塗装していき乾燥させ、下準備は完了です。
自社トラックにて搬入 現場調整加工 木枠固定の為の頭繋ぎ 現場加工 各箇所に材料配置 レーザーにて墨出し
搬入経路も事前に把握しておきます。
柱と柱等を繋いで倒れないように頭繋ぎを天井に施します。
レーザーにて墨出しを行い垂直直角等を出しながら設置していきます。
頭繋ぎと柱を繋げる 順番に柱を繋げる カーテンレール受けを柱に掛ける 柱に受けが乗る様に細工 柱に乗ってるので落下予防 各箇所に細工 目立たぬ様上からビス止め 金物は極力見せない施工 火打や頬杖も設置 既存梁の箇所も 雰囲気出ています 既存空調などは苦肉の策で回避 柱足繋ぎは段差を考慮 照明設置 上のカーテンレール受けごとに施術室になる 今までのパーテーションとは違う存在感
今回の施工の難しい所の一つは、柱を立たせただけでは、横からの力に負けてしまうので、がっちり四角い立方体の骨組みを本来なら作りたいのだが、足元に土台が横に並び、移動のたびに跨ぐというのも空間が圧迫されるし、邪魔となるので頭繋ぎと足繋ぎ(段差を考慮し、強度のある程度あるアルミバーで対応)で繋ぎながらカーテンレール受けでがっちり囲って、横からの力にも耐えるように致しました。施術室となるのでそれぞれカーテンレールがかかり、個室になります。
以下、完成写真です。
おまけ
作成致しました。
裏側には事務テーブルがきっちり収まっております。
いかがだったでしょうか。
今回のご依頼もイレギュラーな部分も結構ありましたが、ご相談を頂いてから綿密な打ち合わせを重ね、お客様の満足していただける施工が出来ました。
もし今ご依頼を悩まれているお客様が弊社のページを見て下さっているのであれば、そのまま今、お気軽にご相談下さい。
大体のお客様は漠然としたイメージの中、やりたいという気持ちを強くお持ちです。漠然としたイメージのままで大丈夫です。そこから一緒にイメージを一つ一つ相談しながらしっかりと色を付け形にしていきましょう。
お客様のイメージの付けられない分からない詳細部分は専門家の私達がご提案させていただきます。
何でもできるとは言いません。できないものはできない!としっかりとお伝え致します。
そして、きっとお客様の希望により近い別のご提案をさせていただくと思います。
まずはお気軽にご相談下さい。
心よりお待ちしております。