ご自宅のお風呂を快適なお風呂に新しくリノベーション致します!

今回のケース

典型的なタイル調の和式風呂

昔ながらのタイル主体の和式風呂。

 元々の日本の住宅環境と習慣から【和式風呂】は「膝を曲げて入る事で小スペースでも肩まで浸かれる。日本特有の浴槽」となっております。
そこに洋式の浴槽「足を伸ばして横たわった状態で使用する。」という文化が海外の映画のワンシーンなどから日本に入ってきて洋式のお風呂のイメージが定着してきました。
 ただ、この【洋式風呂】の文化は「浴槽の中に泡を溜め、浴槽の中で横たわった状態で体を洗う」という特色があり、浴槽が浅くて幅が狭い上に細長く、長さ150~170cm程度の物です。
日本の一般的な浴槽のスペースと、浴槽はあくまで湯船に肩までゆったり浸かって、体は湯船とは別の場所で洗う日本人の使用方法には少し適していない物と言えます。
 そこで現れたのが近年の日本のお風呂の主流となる【和洋折衷風呂】です。ユニットバスの大半はこのタイプとなります。
和洋折衷風呂は、肩までしっかり浸かることができるうえに、ある程度足を伸ばしてゆったりと入浴する事できます。

 今回のお客様のご要望が 「今のお風呂が膝を曲げてしか入る事のできない入浴の仕方なので、夢は足を伸ばしてゆっくり湯船に浸かりたい。」 という事でしたので、まさに和洋折衷タイプのユニットバスがお客様のご要望に副えると思いご提案させていただきまして、今ある和式風呂をリノベーション致しました。

和洋折衷タイプのユニットバス
浴槽が和式よりも浅いのでご高齢の方やこちらのタイプの様な半身浴用のステップ付きのもの
であればお子様と一緒に入られる方や心臓が弱い方にも向いているかと思います。

以下、完成までの主な施工記録写真です。

和式風呂のタイルと下地のコンクリートを解体撤去
昔の和式風呂によくあるタイルと下地のコンクリートを解体撤去し、
ユニットバスが設置できるスペースを作っていきます。
※今回のケースは浴室内にL型の壁があったので、撤去し□型の浴室に施工致しました。
壁等を壊す場合は建物の強度等の確認をしっかり行って施工致します。
ユニットバスを収めるための床下を整地
給排水の配管を整え、ユニットバスが組み立てられるように整地致します。
ユニットバスが組み立てられる前に給排水の整備と電気配線の整備
こちらのお客様の場合は脱衣所も新しくされる事になりましたので、脱衣所の洗面台や洗濯機置き場の給排水の配管工事も一緒に行いました。
ユニットバスの入口と既存の入口を綺麗につなげて納めます
配管や電気の配線、外の窓の絡みなどが終われば、あとはユニットバスが1日で組み上がります。
扉までついて、あとは扉の枠を取り付ければ完成となります。
※もちろん給排水、電気、湯沸かし等の最終チェックを致します。
ユニットバスと既存の脱衣所からの入口をドア枠を設置して収めた図
こんな感じの仕上がりとなりました。
最近のお風呂は脱衣所との段差も少なく、ご年配の方やお子様にも
配慮されている設計になっております。
勿論ドアを閉じれば脱衣所に水が流れていくなどという事はありません、

ざっと流れをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

施工前和式風呂
こちらの和式風呂が…
施工前と同じ角度の施工後
和洋折衷タイプのユニットバスに
リノベーションされました。

窓も木枠の昔の窓だったものをサッシに替え、気密性を高める事ができました。
ユニットバスを選定する際に窓の大きさの可能範囲なども確認が取れますので、比較的窓の大きさもお客様の希望に副えられます。

ユニットバス完成図
お客様も「何十年も膝を伸ばすことができなかったのに、膝を伸ばしてゆっくり浸かる事のできる湯船になったし、前より広くなった。こんなに広くなるものなの?」
と大喜びな上、大変ご満足していただくことができました。

建物が古くても、お風呂を新しくする事は可能です。むしろおススメします。

今のご自宅のお風呂にもしご不満があるようでしたら、お風呂だけでも
リフォーム・リノベーションをしてみてはいかがでしょうか?

お客様のお住まいをより快適にするサポートをさせて下さい。

お問い合わせ 心よりお待ちしております。